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大阪クラシック #osaka_phil

去年は最終公演のみでしたが、今年は最終公演を含めて3回行ってきました。

9/6(火)には、印鑑証明を取りに行く用事があって法務局の北出張所へ。帰りに京阪なにわ橋駅地下でやっている第30公演(弦楽四重奏)へ。
結構な人だかりができていて、20分くらい聴いてましたが、ケータイで呼び出されたため中座。

9/7(水)は仕事を終わってから第48公演(チェロアンサンブル)へ。場所は梅田阪急ビルオフィスタワー(早い話が阪急百貨店の上)15階スカイロビー。新しい建物でもあるので、その見物も兼ねてか、これまた凄い人。もちろん立ち見でしたが、なんとか3人程度の頭が見える程度でした。でも、音はちゃんと聞こえて来ましたよ。

そして、最終日9/10(土)。会社に行くより早起きして(苦笑)、市役所へ行き整理券をゲット。8時30分配布開始でしたが、8時30分に来た人には立ち見券も残っていないという人気ぶりでした。やはり、大阪人はタダに弱い

で、開演は19時30分から、淀屋橋の三菱東京UFJ銀行(旧東京銀行)の1階です。座席券があるので、余裕をかましてギリギリに行きましたが、みなさんおおよそ着席しておられました。もちろん、超満員です。

コンマス・長原さんが登場してチューニングし、指揮者の大植監督が登場して、マイクを利用して演奏曲目のエピソードを紹介してくれました。普段の演奏会だと、自分で勉強していかないといけない部分を話してくださり、さらに埋もれていそうなエピソードを、演奏する前に教えてくれたので、音楽へスムーズに、深く入っていけました。

あと、去年までは早口で聞き取りにくかった監督の話が今年は非常に聞き取りやすかったです。

1曲目はリストの交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」。何の前奏曲かというと「死」への前奏曲。つまり人生のすべてを表す曲なのです。
この曲はナチに使われてたので、戦後ドイツではなかなか演奏される機会がなかったそうです。
で、なんと、戦後初めてドイツで演奏したのが監督だったそうで、聴衆がすごく喜んでくれた、と感慨深そうに仰ってました。曲には何の罪もありませんからねぇ。


2曲目は淀工がたびたびコンクールで演奏してそのたびに金賞を取るので、吹奏楽関係者にとってはおなじみの「大阪俗謡による幻想曲」。この曲はもともと大フィルのホルン奏者(大栗裕)が作って、朝比奈先生がベルリンフィルを振りに行くときに持って行った曲です。で、ベルリンで評判になったので、原譜はそのままベルリンで門外不出扱いになってしまい、大阪に帰っても演奏できない、と言う自体になってしまいました。今ある譜面は、大栗さんの記憶を元に書き直したものです。

今回、大植さんでは初めて演奏されることになり、期待も高まっていました。が、期待に違わない素晴らしい演奏でした。天神祭のコンチキや、生国魂神社をはじめ市内各所の神社のお祭りで演奏されるピッコロのメロディ。まさに、大阪が世界に誇れる曲です。
ちなみに、淀工の演奏はコンクールの制限時間内に納めないといけないのでカット版。
フルバージョンで管弦楽版というのは、なかなか聞けませんので、貴重な体験でもありました。

3曲目はレスピーギの「ローマの松」。監督が教えてくれたエピソードは「アッピア街道の松」について。
この部分は古代ローマ軍がアッピア街道を凱旋するのを偲ぶ、壮麗な曲ですが、レスピーギ本人が出した手紙で「実はあの部分だけは桜をイメージして作った」そうでした。また、決して戦争礼賛の曲ではない、とも。監督がどこでその手紙を入手してきたのかは謎です。

「松」に関しては、今まで色んな演奏を聴いてきましたが、この夜のが最高でした。出だしのハーモニーのキレイなこと。カタコンブTpソロの美しさには涙があふれてきました。そして、アッピアのド迫力。後ろの方の席だったので、バンダの音が凄かった。後頭部にガチャーンと当たる感じでした。ブラボー!

アンコールは唱歌メドレーと八木節(管弦楽のためのラプソディ)でさらに盛り上がって、エンディング。

一流のプロの一切手抜きしない演奏が、タダで聴ける。これが、人気の秘密なんでしょうね。

このイベントを始めた大植さんは音楽監督としては今年で卒業。また、タッグを組んで盛り上げられた平松市長もどうなるかわからない…。と、このイベントも今後どうなるやら、不安ではありますが、是非末永く続けてもらいたいイベントです。まさに、大阪が世界に誇れるものの一つです。
取りやめるんなら、引っ越して大阪市に税金納めるの、やめまっせ

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