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ナツメロ

 現在のミュージックシーンでは、カバーを含めた昔の懐かしい曲を集めた企画ものが無視できないムーヴメントとしてあるようだ。

 私自身もサンTVで夜中に「レーベルを超えた企画、あなたの青春時代の歌声がここに」みたいなCMに見入ってしまったりしているが、こういう企画ものが結構売れているようでもある。

 懐古趣味とか、新曲に魅力がないとか、色々言われたりしているようで、確かにごもっともな面もある。つい、懐古趣味に走ってしまうような年にはなっている(オッサン四天王だし)。

 しかし、カバーとかは最近始まったことではない。かのジョン・レノンも珠玉のカバーアルバム「ロックン・ロール」を残している。神様・クラプトンだってロバート・ジョンソンのトリビュートアルバムをリリースしている。

 問題はカバー企画自体が溢れてしまっていて、選曲される曲自体は当然ながら良い曲ばかりなのだろうが、制作が十分に練れておらず『単なるカラオケ』または『単なる自己満足』に終わってしまう作品が多いことだ。

 カバー企画の意義は、少し前の時代から同時代に作られたすばらしい楽曲を後世に残し、歌い継ぐこと、またその歌の持つ魅力を違う歌い手が歌うことによって引き出し、その歌をあまりじっくりと聞いたことがなかったという人に啓蒙すること、などであろう。

 そういう意味で言うと単なるカラオケなら、ジャンカラで生で聴くならともかく、CDで聴くのは幻滅であろう。

 TSUTAYAにいくと、確かにカバーものが多く、つい私も借りてしまうことがある。

 そんな中でお奨めであるが、まず加山雄三のトリビュートアルバム「HORIZON」、特に井上陽水が歌う4曲目「旅人よ」。あの若大将の代表曲の一つが見事なまでに「陽水ワールド」になっているのだ。思わず「この曲作ったの、陽水やったっけ」と思うほどだ(実際は作詞:岩谷時子、作曲:弾厚作=加山雄三)。

 もうひとつは徳永英明の「VOCALIST」。女性シンガーの曲ばかり集めたものだ。正直徳永英明といわれても「壊れかけのラヂオ」ともやもや病という難病にかかったということしか知らず、キンキンの高音でこれでもか、と歌っているというイメージだったのだが、それが誤解であることがよくわかった。このアルバムは全体として大人の落ち着いた雰囲気を通しており、楽曲の良さを生かしながら彼のVOCALISTとしての実力が遺憾なく示されていると思います。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

徳永英明さんはキーが高いですから、
女性の曲でも違和感なく聞けそうですね。
しっとりとした曲が多いなあ。
レンタルしてみようかな。

そういえば、甲斐バンドのトリビュートアルバムもあったな。

http://www.universal-music.co.jp/kai_yoshihiro/upch1359.html

結構、興味を惹く人選だと思いません?(^^)

投稿: マル | 2006年1月27日 (金) 12:38

ヒデちゃん
そだそだ、その徳永英明のアルバム、この間買おうと思って忘れてた。(^_^;) 三月まで我慢します。

マルちゃん
なかなかおもしろメンバーですね。ぐっさんもいれば【猿丸】さんまでいるじゃないですか。(^_^;)

ぼくのお気に入りのトリビュートアルバムはスピッツのやつです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006L7B8/qid=1138337290/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/503-0401726-5643164

ユーミン、椎名林檎、奥田民生以外はそれほどメジャーな人は参加してませんが、どれもいい感じです。(^_^)v

投稿: ぼぶ@シカゴ | 2006年1月27日 (金) 13:53

大御所がお揃いで(^^

私の好きなトリビュートアルバムは、こちら。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EPL4/250-1052413-7514629

楽曲リストから何故か抜けてますが、一番最後の曲が【川の流れのように】でして。参加メンバー全員で【We are the world】形式で歌うんですが、美空ひばり本人の歌声もフューチャリングして、めちゃめちゃエエです(^^

投稿: スチャラカ課長 | 2006年1月27日 (金) 14:56

野球に歌に特撮(とりさんトコ)、昔ネタになると活性化しますな
ブログの世界から【昭和ネタ厳禁】なんてことになったらわれわれはネタが半減してしまいますわ(^_^;;;

マルちゃん
【きんぽうげ】がないのが残念です
高校のとき、クラブ内では人気ベスト3に入っていた曲だったので
ギターソロのイメージはもう再現できないから入れなかったのかなー?

ベストアルバムとかトリビュートアルバムって、自分の思い入れのある曲が1曲抜けていたら『パス』って気分になりませんか?
私は1曲でも抜けていたらパスしてしまいます

徳永英明って、確かアマ(尼崎市)ですよね?
【最後の言い訳】だったか、【輝きながら】だったか忘れましたが、ドラマの主題歌じゃなかったでしょうか?(忘れた)

投稿: シルク | 2006年1月27日 (金) 22:20

シルクはん
【輝きながら】は確か女子プロレスを舞台にしたドラマの主題歌でした。観てなかったのでドラマのタイトルとか誰が出てたのかとかまったく覚えてないのですが。

投稿: ぼぶ@仕事中 | 2006年1月28日 (土) 08:19

みなさん、コメントありがとうございます。
TSUTAYA天六店からメールが来てまして、この週末は半額セールとのことなので、皆さんのお薦めもサクッと借りてきます(^_^)。
>シルクはん
徳永英明は柳川市出身で、中高が伊丹だったようです。ま、伊丹も尼も大差ありませんが(^_^;)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%B0%B8%E8%8B%B1%E6%98%8E
しかし、ウィキペディアって便利ですな。ナベツネから徳永英明まで(^_^;)。

投稿: ヒデ | 2006年1月28日 (土) 11:23

私は昔の曲を集めたベスト盤関係はよく聴きますが、カバー関係はほとんど聴きません。カバーは所詮オリジナルとの喧嘩で、オリジナルが好きな人の感性に土足で入っていく気になります…

投稿: 星崎 研二 | 2006年1月29日 (日) 22:25

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